詩を書くということ(改訂)/ひだかたけし
 
詩の言葉を置くことは
一つの救い
わたしがあなたが
不安に恐怖に脅えていても
詩はわたしをあなたを守ってくれる
その細やかな細やかな律動で
二度と反復され得ない
真新しいビートを刻んで

詩は命の地下水脈
掬い出すのは魂の行為
詩を書くこと
それは、祈りの行為
湧き出す言葉に跪き













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