頬/夏川ゆう
 
風が頬を撫でていく
あなたが触れてくれるように

止まらない時の流れ
止められない環境の中で
愛を育てている

出逢った日を忘れない
風が穏やかに吹く日だった

出逢いはいつも突然だけど
その出逢いがあったから
今こうして付き合っている

頬を伝う幸せの涙は温かい

流行のものに
左右されない私たち
自由を満喫している

頬を撫でる風
今を色濃く映す愛
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