鼠(ねずみ)/マサヒロK
 
堵感に
お前は息をつく
やがて重い眠りが体を包み
お前は赤子のように眠り始める
やっと
長い一日が終わったのだ・・・
だがお前は気付いているのか?
お前の背中のすぐ後ろでは
壁一つ隔てて
熱い太陽が
お前のねぐらを
じりじりと暖めているのを・・・
誰も
強い日の光から
逃れることはできないのだ・・・



ピンク・フロイドのアルバム「アニマルズ」に捧ぐ

20代作成

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