復活唱歌(一名、カチューシャの唄)/ああああ
カチューシャ/かわい/や/わかれ/の/つら/さ
A
カチューシャ/はエカテリーナの愛称。
かわい/い女の子と出会った。彼女の名はエカテリーナ。カチューシャと呼んでくださいといった。男湯にこんなかわいい女の子がいるなんて思わなかった。周りの人はカチューシャが存在しないかのように振る舞っていた。ぼくも最初そうした。ただぼくは目があったときにそらさなかった。ただ目をそらさなかっただけだ。
や/は強く感嘆の意が込められる切れ字の代表格。
わかれ/てしまったの、とカチューシャは言った。お父さんと。
の/は主に体言にくっついて、動作や状態の主体を表したりする。
つら/い記憶は湯気の
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)