いい加減な/梅昆布茶
 
新鮮をたもつことはむずかしい
いつもそれはてもとから去ってゆく

この瞬間の永遠を画布に塗り込めて
とっても地球が重い日にぼくは

だれかの友達 になることを決めたんだ
彼もしくは彼女はすくなくとも心の糧を奪うことはない

新鮮をたもつことはやさしい
軽薄と紙一重の現在をやすやすと

真実と入れ替えて
素知らぬふりをしていればいいだけなんだから

くらげみたいな
新鮮とはなんだろう

夕方のスーパーの値引 した
お弁当が大好きで僕はけっこうそれで生きてきた

いつもあたらしい友達ができるわけでもない
でも素敵なふるい友達もいくらかはいるんだ

ほんとうのことをいっしょに歌いましょうね
やすやすと閉ざされないように

自滅的少女愛で自分なりに
健康的に生きたいものです

壊滅的な選挙が終わってまた
ルシフェルにたずなをわたさないように

またあなたに逢いたいと
おもっているのですから



















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