詩と言葉/
ひだかたけし
詩は言葉とは違う
詩はイメージの閃光
あるいは、
言葉に先立つ豊潤な沈黙(圧倒的な静けさ)
木霊する声の止めどもない湧出
そうして、
詩が言葉になるとき
詩は遥か彼方に遠去かっている
永劫を垣間見させ
永遠に去っていく
貴女の声姿
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