あっかんべー/よーかん
日常的な自分との対話、それが一般的オヤジのあり方なのである。
スベスベしやがって、
ずっとジャニーズに憧れていやがれ。
そう言って、あの色気、その可愛い笑顔に萌えている、
我を誤魔化すために怒鳴り散らすのがオヤジなのである。
詩人とかぬかしているのには理解できないタイプの
純情を引きずっているのが鬱陶しいオヤジの常なのである。
縛られて生きてきた自分を恥じているのに、
気付かずに、世間を藪睨みしている、はにかみ屋な愚か者なのである。
相手にしてもらえないのが寂しい、それだけなのである。
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