バス停 第7話/丘白月
「詩的連載ドラマ バス停」
今日は日曜日
雲一つない青空
伊藤君とわだかまりなく
話せることができて
とても嬉しくて
心は今日の空のようだった
窓をぜんぶ開けて
部屋の掃除と洗濯
裏の林で鳴くシジュウカラ
隣の部屋から子供の歌
そうだ、靴を買ってそれから
日記帳も欲しいな
メモした時刻表を見て着替えて
アパートの階段を降りる
坂道を少し下ると海が見える
赤く縁取りされた丸い看板
青い文字のバス停
日曜は伊藤君お休みかな
ドアが開いて乗り込んで
見えたのは伊藤君と・・・
すぐ後ろには奥様の敦子さんがいた
智子はび
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