ロッカー/梅昆布茶
 
とてもシュガーレスで甘い日々に乾杯
いつかか叶うかもしれない幸福論にさよなら

すといっくなクラプトンが好きだったな
ちょっぴりうち間違えをしたタイピスト

シドビシャスみたいな素直な凶暴
訂正のきかない刻印をぼくたちは残してゆくのかもしれない

たぶん誰も間違ってる人なんていないんだ
僕はロッカーになれたかもしれないし
命のあるうちはロッカーをめざしているのかもね

誰でも自伝を持っているものだ

とりあえず僕はぼくの終焉に責任を持たなければ

ロッカーになれなかったけれど

戻る   Point(11)