本懐/なけま、たへるよんう゛くを
地図から欠けているくらい
小さな島の話で 反対っかわまで行っても
さして変わり事もなく あお満面だし
画家には一人の上客が居て、全てはそれで十分だった
さくばん夜なべに狂って 失神した私が気が付くと
君は 草の瀬に泳ぐトンボの中にいる やっぱりだな
白い袖を振り乱して
地面に埋まったタイヤを制圧していった おそるべきはそのてぎわ
けんけんぱ 横目に撮りながら
朝一で造影をこなさなきゃなんで
ことほどさよーにどーにも 調子っぱずれならりぱっぱ
特定年次の従軍者にだけ通じる 魔笛も吹くのさ、ずんたかた
働いてい
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