短歌になろうとして短歌にもなれなかったゴミ屑たち/TAT
 

ぼくたちは
むかしむかしは
それぞれの
いえの
ひとつしかない
テレビを占領して
ゲームをして
怒られたりしてたんだよ
親に


















何年も
前から
短歌にしたくって
それでも成らず
もどかしい
短歌のひとつ
ひとつのために
B面集を出すように
書いてるけど
実はぜんぶ
今さっき書いたやつだ










さらさらっと
急にこういうのを書ける俺は
やっぱ才能があるよなあ




読んできた本のかずがちがうからなあ



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