生きてきたこと:Part 2.1/由比良 倖
 
くれるようになった。何かと心配してくれていた。去年、2018年の4月、僕は最後の自殺未遂をした。苦しみは胸の中に腐って残留していて、僕はひとりで僕に苛まれる。僕は回復の希望を持ちつつ、やはり絶望していて、未来なんて無いと確信していた。大体僕がこれからどうやって生きていけるっていう? それで練炭と七輪を買って、それを買うとき、Amazonの関連商品に睡眠薬があって、僕は暗く寂しく、少し笑えた。練炭の火は、きれいだった。クローゼットの中で、ちりちり燃える火の小さな光は、僕の最後の光として、悪くなかった。もちろん、僕は死ななかった。今生きているわけだから。死ぬほど頭痛と吐き気がして、炭くさい部屋のベッド
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