らぶ/
秋葉竹
女はとっくに終わってしまった昨夜
夢の架け橋にただひとつの希望を置いて
中原中也の魂といっしょに揺蕩うのです
それだけは忘れることのない
らぶって想いの強さもある意味
縛られる縄のようだと知ってもなお
悲しげに寂しげに笑う少女を
楽しげに儚げに笑う少女を
みつめあう瞳がふたりっきりの夜を
過ごすことを選ぶのでしょう?
ええ、もう、それはそれは、
好きですからってね。
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