ペイン・イン・マイハート/秋葉竹
えはみ出して毒性の瓦斯が降りくる街に
耐えられない酷い濡れ方が嫌いです
野の仏にも似た先生の優しさを踏みにじり
つまらないネットの流言飛語に踊り
時には我を忘れ鬱血し
毒舌の中に性的な愛情を認めた時
先生の手伝いに徹する私の目にくだんの
さすらい猫の泣き顔が収められるでしょう
嫌われることに耐えられないなら
生きて行く資格がないのですよと
誰も彼も『誰そ彼』どきには死にたくなるんです
という真実に一番近い毒に近づきたくなるんです
遠い心の痛みを感じる神経はない
この心の痛みを伝える言葉はない
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