痴情のもつれじゃありません 平川某氏と私のあいだに起こったこと、あなたはわたしのネタになる宣言等/田中修子
解しようとしてくれる人」に届けばいい。様々な事情があって精神疾患を抱え、そして状態で生き続けようとする人を理解する気持ちが少しだけある人だけでいい。
心理のやり方で悩みを聞く、というのは、分かりやすく言えば言葉のハーブ療法とでも言おうか。
うつ病等精神疾患を脳の癌としよう。もともとみな脳のつくりが違う。そうして、罹患した部位も浸潤してしまっている濃度も違うから症状は様々である。精神科医は西洋薬を与えつづけ、心理ではことばのやりとりでおだやかに症状を鎮める。
特に、心理の人間のほうが、クライアントと対面でおしゃべりをつづけるため、かえって病み、自分自身が脳の癌を得たりする。ほかにもさ
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