「人間の欲望にはきりがない」を理屈で論じる/マサヒロK
 
極の目的であると感じているはずである。しかし実際には、悟りを開くことなど至難の業。たいていの人間は、自分の感情と煩悩の中でこの世を終えていく。しかし、悟りに対する欲求は根強くある。そこで、なんとなく気持ちのいいこと、気持ちの晴れることをしてその欲求を満たそうとする(悟りとは、最高の至福感を伴うということを本能が知っているのであろう)。しかし、究極の「無」とは無限大である。金にあかしてどんな贅沢をしようと、どれだけの権力を手に入れ好き放題のことをしようと、無限大にはかなわない。「無」を何かで満たすことなどできないのです。どれだけ自分のその時の欲望を満たそうと、結局何をしたところで物足りない。結局次か
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