耳耳耳耳耳耳をををををををををををかかかかかかかかかかかすすすすすすすすすななななななな/竜門勇気
 
道で見かけたんだ
でかけていく足跡を
ある日気づいたんだ
この無意味は繰り返すたび強くなっていく
もう立ち向かったって殺されるだけさ
僕が君を好きだなんて言ったこと
忘れても構わないよ
覚えてても同じくらい構わない

ポストの中身を
分かち合えるほど
仲良くもないし
笑顔を交わし合って
殴り合いになるほど
仲良くもないし
君を好きだなんて
どんな証人がいんの?

素顔で会って
どんな言葉を使えばいいのかもわからない
いつものやり方で
どうにかするだけで
終わりも始まりもあったもんじゃねえ
なにか覚えてることがあったら
時々黙って砕けるように笑うだけさ
サンダルで世界中を旅する
誰かの話なんてどうでもいいのに
大事な義務みたいに語り合った

こうやってることは
無駄なことだって思うし
そうだろ?
無駄はあったし無意味だっただろ?
隣の誰かと話す

おまえはほんとに
こいつとやってけるのか?
あいつは他人だ
あいつはお前じゃない
声が後ろから聞こえる
いつも
後ろから聞こえる

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