光のガラクタ/秋葉竹
 



ゆび伸ばし
綺麗な三日月触ってみたら
遠く魚の跳ね跳ぶ湖



月ひとつ
孤独な顔している空は
やさしいくせに哀しい闇色





そんな目で
わたしのなみだを見てた罪
ちょっと興奮しただけ、信じて




元気です
あたたかい目の星屑の
ほんとの愛とか聴かされ震えた


恋のふる
降り積もっている胸のなか
ため息まじりに逢いたさつのるよ




桜色
なのでしばらく冷ましてた
光るガラクタ、わたしの過去の火





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