たどりついたなら/
カマキリ
宵はカラスの群れと羊たちのサーカス
銀の膜に薄く張り付いた星が剥がれていく
触れなかったあの子と
大事に抱えた僕で
写し描いていたものすべてが大げさにズレていく
夜光虫の森の入口で
たくさんの本を燃やしていた
僕は二度と魔女になれない
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