銀河ヒッチハイクガイド/れつら
 
注意を促す
裏返して読むとやっと意味が通った
トークした内容がなんども、上滑りしたナンパ橋
三条で弾くオーラリー おおらかに
大手を振って歩く それでオーケー
これでほんとに終わり? と何度も聞き返した夜更け
航空券握りしめてそろそろ帰りの時間だ
機関車、いまじゃ骨董品だが走るには走る
なんでそんなのに乗ってんのって聞かれても
なんとなくだ
感情じゃなく感覚だ
マルかバツかでいうならサンカクだ
思い返せば乱雑な みちゆきだったが
なんなく越えてきたような
それなりに苦労もあったような
今となっては思い出せないし、思い出す必要も感じない
世界の秘密を42に集約して

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