卒業/夏川ゆう
 
三月は卒業の時期
心がそわそわしている

卒業と言っても
様々な卒業があって
新しい道を開く扉のようなもの

卒業には
寂しさや哀しさなどが
複雑に絡み合う

幾つかの卒業を乗り越えて
今が創り出されている

卒業は誰にでもあること

卒業後は
今までとは全く違って
新鮮で純粋なものになる

違った景色を楽しみながら
自分の道を歩む
戻る   Point(2)