ぼくの知らないうちに 机の上の ぼくの憂鬱が キレイに拭き取られている そこには ぼくの知らない 君の無感覚が飾られて在るだけ だから、床の上に 心臓ジュースを ばら撒いたんだ・・ ぼくの心臓から 搾り出した 新鮮なジュース 床一面に 壁一面に 汚らしく・・ 君は 君の口から分泌される 無機質なフレーズによって それらを また、キレイにしようとしている ぼくの憂鬱は 腐敗する間もなく ぼくの目の前で、また 拭き取られようとしている