サンキュー神さま/秋葉竹
 

いままさに
鬼を優しく撫でながら
やまい蹴散らす詩を詠む俺だし


いまという
黄金色の幸せを
気づかず毒づく者なら殺すし


羽根を?ぐ
痛みをとめる気もなくて
俺はなりたいいからないヤツ

 
間違った?
おまえの笑顔を歪ませた?
夜たしかめに行くから必ず


『初めての
幸せをあたし感じてる』
嘘だといってもいまさら遅いぜ


痛みさえ
こらえてほほえむ決意する
けど痛みには異常に弱くて



いまという
無頼が砂利道転がる時代に
なにを伝えて死ぬまで生きるか


コロコロと
転がる恋の抜け殻を
追うは闇裂く光ひとすじ


愛しくて
おまえのすべてを望んだぜ
そしてサンキューいうぜ神さま





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