かもしれない…/
若乱
がない
ただ知ることのみが目の前に
殻をかぶり転がっている
世が仕事へと急き立てる
それは仕組みに生きる高き人たちが吸い込んだ
仕組みという「世」そのものの呟きなのだろう
転がり 身ぐるみ 落ち続けて
無知の暗をこのゆらぎにただ置いてみる
不確定の不安に心が倒れそうになる
倒れることも罪なのだ
肉体を持っているのだから
選ぶべくした必然を
遊ばれて息をしている
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