思ったこと/水宮うみ
 
自分と他者にズレを感じていて、社会が僕に求める像に違和感があって、自分のことを説明してくれる、解説してくれる用語をずっと探していたんだけど、無理に探す必要はないのかなと最近思った。他者からカテゴライズされて、分類されて、誰からも“ここにいる自分”を見てもらえないことを悲しんでいたのに、自分自身がカテゴライズしちゃってどうするんだよっていう。自分や他者を、それぞれ固有の存在として認め合いたいと思う。
僕は僕で、あなたはあなた。
そういうところから、言葉を書きはじめていこうと思った。
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