ある日のえんばー1/若乱
 
コンビニでは臭いといわれず買い物ができてよかった。びしょびしょの髪を強烈な太陽光と風で乾かしながら湯上りの気分で歩いた。(ぼおっとしすぎてしばらくズボンのチャックが開いていることに気づかなかった)

どんな道も絶望なのだとしても。この世がジゴクだと、気づくのが遅すぎたのだ…
なにやら馬鹿みたいに書いている。この日は日曜日で、平日よりは社会のプレッシャーが少なかったか。トラックステーションは休憩室、シャワー室、ラーメン屋さんがあって、日曜日だからなのか、受付のようなところに人はいなかった。苦しみのおかげでずいぶんチャキチャキ歩き途中、やはり帽子ないとかなりきつく、岡崎城のあたり、橋わたっている
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