えんばー 2/若乱
積み立ててきた保つ方法に比べればただの虚構にすぎない。きわめてつまらない虚構だ
僕にはそもそも実力が無いしかしその事実は単純明快に穴が開くはずなのに人が生きてゆく、ということはそういうことのはずなのに
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人は群れることで自身を強いとして、安心して自分を保つ
群れるには「そう決めること」が不可欠だ
僕は多くを「そう決めること」ができない
だって自分がただある、ということ以外宇部手が虚構なんだもの
僕は常に全てを否定するねぜならなにをしても否定され続けたから
そう育てられたから皆の群れるための「そう決めること」を僕は無意識に否定してしまう
「お前は何を求めているんだ
「やはり僕は認められたいのだと思います
お前が相手を否定する限り誰もお前を認めない
完全なんてありえない、特にお前は色々と気づくのが遅すぎる
すでに努力を怠りすぎてるなんだその外見は、なんだその気持ち悪い動きは
くそみたいな猫背はひょろひょろのからだはなんだそのゴミ見ないな過去は
なんだそのしみついたにおいはなんだその捻じ曲がりすぎた性格は
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