星屑、悲しみの盃を汲め《改》/秋葉竹
としたんだよ、
どうしたの?
なにがあったの?
興味があるフリしないでよ。
うるさいんだよ。
風音は、
キライ
笑いながら
足元見つめて
静かな絶望のため息を
聴こえないように
漏らした……
と思った?
そんなバカじゃ、
ないんだ。
聴こえたのなら
それは
聴かせるための
ため息だと
理解して。
風音は、
キライ
風音は、
キライ
みだれ、ちらばる、星屑の海
その中心にいる北の極星、
そこに残された夢は無限
この部屋の窓からでも
すぐにみつけられる
透きとおる、蒼白い、悲しみ
星音は、
ズルイ
聴こえたり
聴こえなかったり
するから。
まるで、サソリ座の狡知
だから?
風音は、
キライ
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