煌光/
三月雨
深夜に隠れて朝を思う
枯れた木立と敷き詰めた紅い葉
ようやく落ちた夕日を
ひっくり返して真昼を思う
朝目覚めて感じる喉の渇き
差し込む光を布で押し退け瞼を閉じて夜を思う
あの日あの時二人だった時間を
思っては、想っては、
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