詩と責任/腰国改修
 
罰せられる。そう考えれば、責任感とか倫理観とか道徳観などは吹いて飛ぶ紙一枚に思えてしまう。

何にしても所詮、所詮と言っては元も子もないが、やはり、所詮は紙の上のお話(あ、今では紙ではなくweb上か)で、たとえ読み手が吐き気を及ぼすような詩でも無責任に書くことは許される。表現の自由があるなら。ただ、ちょっとした責任感を持った人なら『この作品には〇〇な表現が含まれていますので〇〇な方はお読みにならないでください』などと但し書きをつけるか。表現の自由や思想及び良心の自由を盾にとれば、実際に何かを行い罪を侵さなければある意味では無責任でいいのである。

とすると、やはり詩を書く人間はある程度無責
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