恋愛詩と病或いは不具/腰国改修
 
恋愛詩を好まない。

なぜだろう。

もともと、スターオタク拝見や、スター結婚報道があまり好きではない。さらに言えば隣の晩ごはんや、○○!お宅訪問なんかも好きじゃない。つまり、他人の生活や生活めいたものや予感のようなものを見るのが生理的に受け付けないのだ。

その伝で行くと赤ちゃんを見せられても可愛と思うのと同時に、それを見せてくれる笑う二人の日常が見えてしまう。なべやかん、電話の下に敷いてるレース(たとえが古い!)、網掛けの赤ちゃん用の靴下やその他諸々。他人の生活に興味がないというのではなく、そのようなものになぜか圧迫感を感じるのだ。

圧迫感の源は?と、考える。それは他人そのも
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