籠のなかの鳥/八木ヒロマサ
 
改めて
この肉体でしか
生きられないのだな

わかっているつもり
だったが、

癌を患い

その重さに気が付く

が、心だけは自由でありたい。

「癌」という籠の鳥には

なりたくない

生きられるだけ、生きよう。

命は、十分に輝いている。
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