蛍光灯のヒカリに守られながら/よーかん
・・・。
記憶の向こう側にいきましょう。
あの日
そう
太陽に
犯された
あの日の当事者
あの少年が
いま
まさに
国道沿いの
ローソンで
タナオロシをする
少女に
あの日の真実を話しはじめる
夜中、
朝の3時
ボクの名前は
もう違う名前だから
あの少年
彼のココロが
太陽を
太陽に
呑まれたその時の
痛みの真実を
キミに教えてあげることなんて
もう出来ないのかもしれないけれど
カレは
周りのオトナ達に言われるまで
太陽を憎んだり
恐れたり
ジブンを悲しんだり
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