台風と灼熱とゲリラ豪雨/ホロウ・シカエルボク
ら順番に彼女らは俺とまぐわった、「話が違うんじゃないの」カラカラになってから俺は抗議した、女たちはてへへへと笑って、まあ、なんとなく、と頭を掻いた
それから俺たちはもう一度順番にシャワーを浴びてホテルを出た、写真が大量にあるからとシャギーが自分のパソコンのメールアドレスを教えてくれた、「ひとつ残らず送って、ブレてるのとかも」「判った」「じゃあね、ありがとね」女たちはそれぞれの振りかたで手を振って、それから背を向けて去って行った、俺も彼女らの後ろ姿に背を向けて、自分の家に向かって歩き始めた
肉が食いたいなと思った、上等の肉をレアで焼いたシンプルなステーキが。
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