自己診断はメモ帳にするべきか。朝と夜。/よーかん
んなことだけ良く覚えている。着替える場所は、ロッカーと言うより倉庫のような控室で、タバコを吹かしているセンパイに挨拶しながら、カラダを少しよじって着替えていたと思う。いや、それは他のどこかかもしれない。好きなトコロもあったが、そういうのもやはりイヤだった。窮屈なのはダレでも不快なはずだ。不健康さに気づくまで一月なんて随分時間がかかったものだ。
当時の船橋は錯覚だろうか、今の船橋より随分と濁っていて、お金の巡りも、今になって考えてみると、あまり良くない街だったようだ。簡単に言うとゴミゴミとした古く汚れた街だった。
そうだ、船橋の変化か。
看板の色、形、昼間だというのに、とめどなく行
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)