暗示をかけるべく/余韻
獲物とは何秒か前に放たれた自分さ
無論、放ったのも自分自身 無意識だろうけどね
そうやって毎日へと送り出されてる
たったひとりでもシュプレヒコールを!
そう気付いた者だけに現れる選択肢があるという
僕もようやく気付いて 今更ながら活気づいてきたところさ
どうやら金額ではないようだ 札束というのは
使い道がなけりゃ 2,3枚だって札束なんだろう
驚くことじゃない 相談するようなことでもない
あらゆる事件や事故に僕は唾を吐きかけやるんだ こうやってこっそりと…
連日連夜の遺体が僕の心に落っこちてきて
とうとうバラバラになっちまった 僕の心がね
行き着く場所なんて もう何
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