夏の思い出/しょだまさし
 
片想いが
自分を子供扱いした
あの夏祭りの思い出は
今も私の胸にある
悪友たちと
冷やかした出店の先に
同級生の君はいた
大人びたその浴衣姿は
いつまでも子供でいたい
私の心中を陽射しよりも
熱く焦がしていた
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