ちょっぴりゼツメツ寸前の詩をめぐる冒険◆詩をへだてるベルリンの壁/田中修子
 
んどうでもいい」というところが「現代詩を書いている人には深刻だが、現代詩など関係ないという人にはどうでもいい」あたりが、なんとなく現代詩に似ている気もします。

つまり、当事者やそれについて問題意識をもった人は目の色をかえて論争する。歴史の話を持ち出す。遡って第二次世界大戦第一次世界大戦、ソ連とアメリカのなりたち、果ては人類生誕についてまでテツガク的にギロンすることとなる。

そうして、それにうまく入っていけない普通の人が、「すーっ」という感じでいなくなる、そういったことが現代詩で起こっているのではないかしら、と近ごろ思うのです。

◆よんほんの壁

さて、ごくごく最近知ったのです
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