冗長な雨のリズムとだらしない詩情のジャム/ホロウ・シカエルボク
は人生について考えてみたことがある?
いや、ティーンエイジのころじゃなくてさ
ある程度歳を食ってからさ
そんなことは答えを出す必要のないことだって
ある程度の人間は気付くことが出来るけれどさ
それでも改めて考えてみたくなる瞬間ってあるじゃない
ほら、なんて言うのかな
「考えることはそんなに重要じゃない」ってことが理解出来て初めて
考えることが面白くなるなんていうそんな感じ
さてね、そろそろ眠る時間なんだけど
準備をするのはこいつを書き上げてからにしよう
たまには肩の力を抜いて、なんでもないことを書きたくなって
思いもよらず深い話になっちゃったりして
まあ、でも
テーマなんてない方が人間としちゃ正直だから
そう
入り組んだ単純さとでも
名付ければいいのかな
この世にもしも正解がひとつしかないのなら
寿命なんて百年も要らないじゃないか?
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