鳥が鳴き始めるころ/
葉leaf
朝の薄い明かりとともに
四方八方から鳥が鳴き始める
少しずつ開き始めた花がある
ひっそりとひらめいた理性がある
何も残すことはない
すべてを未来へ展開していけ
鳥の鳴き声は雷雨のような
突然の自然の感動だから
開かれた眼と冴えた頭脳を携えて
人は一日の仕事を始める
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