be here now/ホロウ・シカエルボク
まりもしない、そして、その枠の中でならすっげえ上手に出来るけど、一歩外に出ると何も出来ない、みたいな、そんなのがほとんどだよね―おれは本来、あらゆるカルチャーはカウンターであるべきだと思うんだけど―カウンターにならざるを得ない、って言った方が良いのかな、でもそういう言い方って、あんまりみんなピンと来ないみたい、まあ来ても来なくても、どうでもいいんだけど、実際のトコロ…自分になにかしらの影響力があるわけでもないしね?誤解して欲しくないのは、「過激であれ」ってことじゃないのよ、要はさ、作品主体じゃなくて、オマエ主体であれっていうことなんだよね、オマエ自身の鼓動を織り交ぜて差し出して、それが誰かがオッって思うようなものになれば最高だよね、っていう―そういう話なのよ、嫌いだ駄目だ嫌だ認めない、って、ガキみたいに連呼するのは誰にでも出来ることだからね?ひとつの枠を外れるんなら、その理由になるようなものを差し出してみせればいいんじゃねえのっていう、それだけのことなのよ…
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