生温い風邪の週末/ホロウ・シカエルボク
 
を繰り返し歌っても同じ歌にならないように
同じ詩だって違う詩になったりするものさ
同じ詩が同じ詩にしかならないものは
技術に囚われてるかそもそも才能がないってだけの話さ
そう、囚われるのはよくない、テーマにも、技術にもね
そして、自分自身にも
禁句を作っちゃいけない
禁則を作っちゃいけない
踏み込んじゃいけない場所を作っちゃいけない
紙と鉛筆さえあれば誰にだって始められるものに
御大層な名目なんて必要ないのさ
パンク・ロックと同じようなものさ
ジョニー・サンダースのチューニングは人任せ
だけど彼は自分が弾くべきことを知っていたから…

狂った世界、ひどく湿気ている

[次のページ]
戻る   Point(4)