亡 題(Y)/信天翁
 
          旧盆が近づいている というのに

           遠吠えがしている というのに

        墓地の風と光り が 漂ってはこない
   

  ( いまや 卒寿を越した 老残の過呼吸 だけが 

ただ むなしい三次元に 疼くまる ばかりで・・・)

       
逆に 近所の広場では 子どもたちの 喊声が・・・・
 
  あぁ 自分にも そうした時代が あったんだなぁ





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