その解像度の荒さでは読めないだろうと/ねなぎ
言うのだが
それは不連続の話で有って
連続で考えなければならないと
言い返す
そして
角膜の上を撫ぞる様に
明滅する活字を流している
ふと
どこかで動作音が鳴っている
鳴いているのかも知れない
どこかで
どこで
その圧縮の元となるのは
変換は
符号化は
バラバラと僕が降っているので
そんな事を言うしかないのだろう
認識の違いに寄ると言われても
短絡を許すように
一点を見て全体が見えないのは
実は幸せなので
それは全体など
見なくても良い物
または
認識なんて
どうとでもなる事は
どうでも鳴る
鳴っているのだ
言葉ではなく
音
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