三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の壱百四拾壱〜其の壱百四拾八/肉球マニア
るコンセンサスが存在するのに気づくだろう。この詩でまっ先に目につくのは、内容や言葉の使い方ではなく、その行間のとり方である。スペースをあけたり、行分けをするのは呼吸であり、間合いである。
たとえば、この詩でいえば、
>午前1時の暗闇の中
>俺の部屋の窓から
>教会が見える
を
午前1時の暗闇の中
俺の部屋の窓から
教会が見える
と仮にかきかえてみると、その効果の違いは明らかであろう。私の感覚では、前者はスローモーションのように間のびした物言いなのである。しかもそれを等間隔にやっているので全体が非常に緩慢。技法として、これは使用するにふさわしいときにだけ有効なものだと思うが、どうだろうか。
※
はふ。
ではでは、また来週。
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