優しい女の子/
浅野 すみれ
たくさんの気持ちの詰まったお部屋。
女の子は泣いていました。
ここから、出て行きたいといいました。
さあ、腕の見せ所だわ。
分からず屋がいっぱいいるから、いけないんだわ。
だから、傷ついてしまうんだわ。
女の子は胃薬をミルクティーで流し込んで、
困っていました。
地図なんて読めなくてもいいのよ。
読めなくてもいいのよ。
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