たましいの色彩(いろ)/秋葉竹
 
たいな「僻み、嫉み、やっかみ」の
塊のような女の子(子、じゃないでしょ?)
からでも、
嫌われないのは、
貴女が、僕みたいな女の子(!)の
心も、
自分でさえ持て余す心をも、
おそらくただしく理解してくれているんだ、
だから、絶対、やさしくて、
絶対、傷つけない微笑みを浮かべてくれて、

絶対、僕は貴女が、好きになる。

貴女の好感度は、もはや女神か?

好きにならない人がいる訳ない。

でも、もし、貴女が、
それで少しでも辛い思いをしているなら、
僕は貴女にすがることを、やめる。
僕は貴女を、守るものに、なりたい。

そのことを、僕だけの、
この世界に生きて行く、目標にし、
誇りにし、汚れなき夢とし、
手前勝手だが、貴女を守るものとして
存在し続けて行くことを誓う。

きっと、誓うよ。


でも、
でも、だよ?
ここまで好きにさせる女神って、
もう、破滅へ誘う美しすぎる女神みたいな
ものだよね?
僕だけは、大丈夫だけど、(ウン?)
ちょっと、こわいよねぇ?








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