オナニー/一 二
継続こそ力なり
小学生2年生のあの日から
ご飯を抜いた日はあっても
オナニーを抜いた日は無い
ヌクのを決して抜かなかった
小中高の修学旅行のときも
部活の合宿のときも
高熱を出したときも
入院したときも
親族が亡くなったときも
あらゆる道具
あらゆる液体
未知の快感を求めて情報収集
そして実践の日々だった
他人との性行は
互いの親密度を深め合うものであり
気持ち良さでは
オナニーのそれには
遥か及ばない
だから高いお金を払って
知らない人と
愛の無い性交をする
人の気持ちがわからない
親密度を深め合う
という本質を理解でき
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)