INVESTIGATION/
ハァモニィベル
動かなくなったきみの
頬が笑う
「冷た過ぎやしないか」
そう、遠くから伝えてみる
アノ
澄んだ温もりは
いま
灰色の何処に熔けてみた
のか・・・
宛てもなく探す僕を、
高い塔の上に樹つ黒い鳥たちが見つける
影がほんとうの陰の彼方に熔け混じる場所
希薄な残骸のすべてを
忘れてきたその場所に
何度でも
今が触れるように
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