フォースと共にあれ/
TAT
という言葉にすら
何ら実体は無いと認識していたぐらいだ
けれども心臓が破れて肩がひきつるまで走っていた放課後の
二度と来ない黄金色の光の中で
あの人は言うこと聞かない馬鹿を何十人も相手にしながら
それでも笑っていた
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